お知らせ
- 2023.05.17
- 紀伊國屋書店新宿本店「大学出版部協会フェア」のお知らせ
- 2023.05.11
- 「スクリーニングの原則と実践」がWHOレポジトリに収載されました
- 2023.04.26
- 「見ることに言葉はいるのか――ドイツ認識論史への試み――」を刊行しました
- 2023.03.31
- 「白神どうぶつ讃歌」が新聞(陸奥新報社)で紹介されました!
- 2023.03.27
- 「植物細胞壁実験法」を増刷しました!

- 見ることに言葉はいるのか ――ドイツ認識論史への試み――
- <編集者イチオシ!>
第一論集『生きることに責任はあるのか』(2012年)、第二論集『戦うことに意味はあるのか(増補改訂版)』(2023年)に続く大好評の第三論集、ドイツ認識論史論集をお届けします。『見ることに言葉はいるのか』は、真・善・美・正の中の「真」に焦点を当て、ドイツの多くの哲学者たちがどのような問題を課題として引き受け、「認識のはたらき」について問うてきたのかを詳らかにします。 「認識のはたらき」は「生」を高めることができる人間の「本質的な能力」であり、現実世界を変容しうる力をはらんでいます。哲学者たちを「認識することの領域」へと導いた「響きの発生の現場」に本書を通じて立ち会うことは、読者が自らの問題について認識する際の指針と勇気を与えてくれることでしょう。
(担当編集員:澤田 真一)

- 白神どうぶつ讃歌 ~白神の森で出あった動物たち~
- <編集者イチオシ!>
2023年は、白神山地がユネスコの世界自然遺産として登録されてから30年目の節目の年です。私は弘前に来て5年になりますが、弘前大学に着任してすぐに、幸運にも白神山地のブナ原生林を観察する機会に恵まれ、その神秘性と偉大さに圧倒されたことを覚えています。 本書「白神どうぶつ讃歌」は、そんな白神山地に生息する多くの哺乳類、鳥類、爬虫類、昆虫類などのありのままの姿を写真に収めただけでなく、長年大学教員として研究に携わった筆者の洞察力に富んだ解説が添えられた、まさに至極の一冊です。タイトルに使われている「讃歌」とは、「ほめたたえる気持ちを表す歌」という意味ですが、この言葉が示すように、白神山地に生息する多くのどうぶつたちをたたえる筆者の気持ちが伝わる内容となっています。 本書を片手にぜひ白神山地に足を運び、どうぶつたちの息遣いを感じてみてください!
(担当編集員:西塚 誠)

- 青森からはばたく!! じょっぱり起業家群像Ⅱ
- <編集者イチオシ!>
お待たせしました。好評を博した『じょっぱり起業家群像I』(2019)の続編がついに出版されました。新たな若手執筆者を加えた本書は、第1部の研究者による経営の理論編と第2部の県内企業家による事例編を通し、地方で起業することの意義・心構え・方法について丁寧に解き明かし、そこからのさらなる思考を読者に促します。 青森県は人口減少・少子高齢化・第1次産業の後継者不足などの課題を抱えている反面、「まだわれわれが気づいていないだけの希望の種」もたくさん擁しています。気づかれることを待っている地元・青森県の潜在可能性を見つけ出したい、掘り起こしたいと考えている将来の起業家の皆さんに、道備えをしてくれた5名の「じょっぱり起業家」の机上の空論ではない、熱の通った生きられた言葉をお届けします。
(担当編集員:澤田 真一)