ベトナム農村の組織と経済
- 秋葉まり子 編著
- A5判・172頁・上製
- 定価 3,520円(本体価格3,200円+税)
- ISBN 978-4-907192-32-7
- 発行 2015年7月13日
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内容紹介
本書は、ベトナム農業の「組織化」が、経済発展に伴い深刻化する農村、農家、農業を取り巻く「三農問題」への適合的、合理的な行動をとり得る主体となりうるのかという問題を、生産、流通、販売、金融面でのケーススタディーを通して明らかにしようとしている。
・関連書
『弘大ブックレットNo.4 いまベトナムは―経済の移行と発展への道のり―』
『EU統合の流れの中で東欧はどう変わったか―政治と経済のミクロ分析―』
『グローバライゼーションの中のアジア―新しい分析課題の提示―』
目次
序章 本書の分析視角 (秋葉まり子)
補論 ベトナムの農業政策 (坂田正三)
第1章 ベトナム農村社会における中間組織:歴史的
観点からの試論 (白石昌也)
第2章 中間組織としての農村大衆団体の変化
(坂田正三)
第3章 合作社の役割と農業問題 (秋葉まり子)
第4章 メコンデルタ農業における中間組織
(荒神衣美)
第5章 ハノイ市安全野菜フードシステムにおける
中間組織 (高梨子文恵)
第6章 ベトナム農村のマイクロファイナンス:大衆
団体の仲介と運営パフォーマンス
(秋葉まり子)