白神研究 第2号
- 弘前大学白神研究会 編
- A4判・86頁・並製
- 定価 1,045円(本体価格950円+税)
- ISSN 1349-7480
- 発行 2005年6月30日
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内容紹介
特集「『暗門山水観』の木流し」、情報記事「白神山地関連のホームページ」、市民参加の観察会の模様など、一般にも馴染み易い内容を多数盛り込み、白神の魅力を紹介している。研究報告の中では、創刊号及び本号掲載の「白神山地の淡水棲プラナリアⅠ、およびⅡ」において、クマゲラの森など世界遺産核心地域から採集した原生動物カズメウズムシの染色体を調べたところ、これまで報告されたことのない珍しい核型が続々と見出されたことが発表されている。「白神山麓の山村生活の変容」では砂子瀬・川原平の、昭和初期から津軽ダム移転に至るまでの約80年間の変容の歴史を追うことにより、白神の山々と人々との関わりの変化が浮き彫りにされている。その他3編の大変興味深い原著論文、並びに中国・北朝鮮の国境に位置する白頭山(長白山)と白神山地の自然の対比をテーマとして開催された日中合同シンポジウムの講演論文集が掲載されている。