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人と建物がつむぐ街の記憶 ―山形県鶴岡市を訪ねて(1)―

  • 髙瀬雅弘編著
  • A5判・204頁・並製
  • 定価 3,520円(本体価格3,200円+税)
  • ISBN 978-4-907192-60-0
  • 発行 2018年3月23日

弘前の大学生が出会った、山形県鶴岡市の歴史的風致
"東北の城下町の人びと・暮らし・歴史"

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内容紹介

作家・藤沢周平がこよなく愛した故郷であり、多くの作品のモチーフともなった、山形県鶴岡市。
城下町の情趣をたたえるこの街には、武士の時代の記憶を伝えるものや、近代化の過程を映し出すものなど、数多くの歴史的建築が残っています。
そうした建物、そしてそれらにゆかりのある人びとを、同じみちのくの城下町・青森県弘前市の大学生が訪ね、積み重ねられた想いとそこに息づく物語を集めました。
形あるモノとしての建物と、そこでつむがれてきた人びとの記憶。
往時を偲ばせるふんだんな写真・資料とともに、鶴岡という街のあゆみと魅力を辿ります。
・シリーズ
人と建物がひらく街の記憶― 山形県鶴岡市を訪ねて(2)―

目次

第1章 歴史を見つめ続けた存在から
           歴史を語る存在ヘ      
               ―大宝館―
第2章 心交をつなげて―旧武家屋敷菅家―
第3章 旧藩土の精神をつむぎ続ける 
          ―羽前絹練株式会社―
第4章 人の数だけドラマが宿る、故郷の家
           ―旅の家 皓鶴亭―
第5章 鶴岡のキリスト教文化の象徴
      ―鶴岡カトリック教会天主堂―
第6章 時代を先取る目と決断力で
        「荒物屋」を現代に残す   
             ―森茂八商店―
第7章 博識な店主と猫が出迎える
          昔ながらの酒屋
              ―鯉川支店―
第8章 鶴岡を訪れた人びとを迎え続けて 
             ―鶴岡ホテル―
第9章 写真とともに記憶が残る
       ―カメラショップさいひろ―
第10章 心と文化をつなぎ、重ねる
         ―割烹三浦屋 錦雲閣―

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