白神自然観察園の動物(1)概要編
- 弘前大学白神自然環境研究所 編
- B6判・22頁・並製
- 定価 523円(本体価格476円+税)
- ISBN 978-4-902774-66-5
- 発行 2011年2月18日
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内容紹介
青森県と秋田県にまたがる白神山地にはブナを主とする広大な森林が広がり、ツキノワグマやニホンカモシカ、イヌワシ、クマゲラといった大型動物を頂点に独特で豊かな動物相が見られます。このようなブナの林は世界的にも珍しく、中心部はユネスコの世界遺産地域に指定され、保護されています。これまでの調査で、哺乳動物だけでも36種、昆虫では2000種以上が確認されています。弘前大学は、白神山地の世界遺産地域に近い青森県西目屋村川原平に約18haの「白神自然観察園」を開設しました。一般の方にも開放され、動物の観察や森林浴に活用して頂くことができます。観察園内で頻繁に目にする35種の動物をピックアップし、生態写真とその暮らしなどについて解説を加えました。白神山地低山部の森林を散策される時の動物観察の手助けとしても是非ご活用下さい。
・関連書
『白神自然観察園の植物(1)林床植物編』
『白神自然観察園の動物(2)フィールドサイン』
『白神自然観察園のきのこ(1)』
目次
■はじめに………白神自然環境研究所 佐々木長一
■腹足類
ヤマナメクジとまき貝のなかm
■昆虫類
蛾・蝶・甲虫・トンボのなかま
■両性・は虫類
カエル・サンショウウオ・ヘビのなかま
■哺乳類
カワネズミ・ニホンザル・アナグマ他
■種名さくいん
■筆者プロフィール