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リンゴ粕の飼料化技術(牛用) -未利用バイオマス・リサイクル技術の基礎-

  • 豊川 好司 編著
  • B5判・74頁・並製
  • 定価 990円(本体価格900円+税)
  • ISBN 978-4-902774-32-0
  • 発行 2008年3月31日

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内容紹介

 本書では、生食から外されたリンゴがジュースなどの食品加工原料に使われ、これから残渣として産出されたリンゴ粕を、家畜(牛)の飼料として給与するための考え方が示されている。家畜の餌は人間の食料と競合してはならないことは畜産の基本であり、古来より人は家畜の餌として食べ残しを与えてきた。このような飼料の在り方のもとに、ローカルな未利用有機質源のリンゴ粕について、実証的基礎データに基づいた応用的飼料利用技術の確立を図った技術書が本書である。1992年に出版された「リンゴ粕の飼料利用マニュアル(初版)」の改訂第2版として、初版刊行後に行われた研究成果が追録され、内容が充実された。主に技術指導者や農業生産者を対象として、リンゴ粕の産出量と利用量、栄養価値、ルーメン内発酵、嗜好性、サイレージ化、アルコール価値、アップルビーフ生産、飼料経費節減効果などが分かりやすく著されている。

目次

第1章 青森県におけるリンゴ粕の発生と利用
第2章 リンゴ粕の飼料としての特徴
第3章 飼料を添加したリンゴ粕サイレージで栄養成分を改善
第4章 リンゴ粕のサイレージ化と発酵成分の変化
第5章 リンゴ粕のルーメン発酵の特徴
第6章 新鮮リンゴ粕,同サイレージの生理・生体への影響
第7章 リンゴ粕サイレージで低コストの牛乳生産
第8章 乳生産飼料としてのリンゴ粕給与メニューの例
第9章 リンゴ粕サイレージでアップルビーフを生産
第10章 リンゴ粕サイレージを自家調製するメリット
第11章 すぐに役立つQ’s &A’s

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