青森師範学校志
- 青森県師範学校同窓会/弘前大学教育学部 編
- B5判・380頁・並製
- 定価 3,850円(本体価格3,500円+税)
- ISBN 4-902774-12-7
- 発行 2006年9月15日
【品切れ・重版未定】
内容紹介
弘前大学の母体となった官立青森師範学校は昭和18年に発足し、昭和26年に廃止されたが、その前身は明治9年青森県師範学校と明治43年青森県女子師範学校のそれぞれ誕生まで遡ることができる。その間、実に75年余、8,200余名の卒業生を県下各小・中学校の教育現場へと送り出した。本書はその歴史であり、特に死線を越えて一命をとりとめた人、失った人、その記録から激動の時代の流れを回想することができる。明治・大正・昭和と長い歴史の中で、師範学校の生徒は、その時代々々をどのように生き、どのように謳歌してきたかにスポットを当てて編集された。時の流れと歴史の教えるところにしたがって、更なる飛躍を期すべき時、教育尊重の気運を高めるための一冊となることを願う。
目次
1 学校の標
2 青森師範学校校歌の歴史
3 校歌作曲者 楠美恩三郎
4 沿革史
5 うつりかわる教育のすがた
6 青森県女子師範学校の誕生
7 前身校と新教育制度への転換
8 学校の歌
9 創立四十周年記念帖から
10 創立六十周年記念帖から
11 追憶(恩師寄稿)
12 恩師を偲んで
13 学徒動員
14 回想
15 新聞・報道・等から
16 青森県師範学校同窓会会則
17 青森県師範学校記念碑建立
18 辞令(工藤卓爾伝より)
19 名簿