Radiation Environment and Medicine Vol.13 No.1
- Radiation Environment and Medicine 編集委員会編
- A4変形判・pp. 1-43・並製
- 定価 1,210円(本体価格1,100円+税)
- ISSN 2423-9097
- 発行 2024年2月28日
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内容紹介
弘前大学は、原子力関連施設を擁する地域的な背景を踏まえ、平成 20 年度から被ばく医療体制の整備、被ばく医療に関わる教育・研究ならびに人材育成に取り組み、これまで多くの成果をあげてきました。東日本大震災後の原発事故対応ではこの成果が避難所での支援活動や様々な学術調査などの社会貢献につながり、こうした被ばく医療への取り組みは弘前大学の意欲的かつ特色ある事業の一つとなっております。また平成 27 年に原子力規制委員会から原子力災害医療に対応する施設として「高度被ばく医療支援センター」及び「原子力災害医療・総合支援センター」に指定され、平成 30 年度末には指定更新を受けて引き続き両センターの活動を継続する事となりました。
これまでの弘前大学による被ばく医療関連の人材育成事業の一環として平成24 年3 月に刊行を開始した被ばく医療に関する学術誌 Radiation Emergency Medicine は、第 5 巻1号から、より広い分野からの投稿に対応する目的で、誌名を Radiation Environment and Medicine に改めました。
第 13 巻 1 号には、放射線生物影響、放射線計測等の 5 報の論文が掲載されております。
今後も、放射線防護、線量評価、生物影響、放射線計測、被ばく医療教育、放射化学分析、放射線看護、疫学調査、臨床研究など放射線科学の幅広い分野にわたる論文を掲載していく予定です。
皆様からの投稿をお待ちしております。
目次
Review
Radiation-induced Cell Death: Relevance to Cancer Cell Radioresistance
Yoshikazu Kuwahara, Miyu Kitamura, Kazuo Tomita, Tadanori Muraoka, Tomoka Chida, Mehr yar Habibi Roudkenar, Amaneh Mohammadi Roushandeh, Tomoaki Sato, Keiju Kamijo and Akihiro Kurimasa
Molecular Mechanisms of Acute Radiation Intestinal Injury and Its Control
Akinori Morita, Yuichi Nishiyama, Takuma Sakai and Yuichi Higashi
Regular Article
Study on the 137Cs and 60Co Transfer Factors from Soil to Several Tropical Vegetables
Leli Nirwani, Wahyudi and Dadong Iskandar
Report
Changes in Particulate Matter (PM2.5 and PM10) Concentrations and Ambient Dose Equivalent Rates at Different Altitudes in Chiang Mai, Thailand
Chutima Kranrod, Tarika Thumvijit, Ryohei Yamada, Worawat Poltabtim, Mizuki Kiso, Sompong Sriburee, Siriprapa Somboon,
Kewalin Ruktinnakorn and Shinji Tokonami
Meeting Report on “The 9th Educational Symposium on Radiation and Health by Young Scientists (ESRAH 2022)”
Hiroki Hashimoto, Ryo Nakayama, Haruka Kuwata, Worawat Poltabtim, Ryosuke Seino, Reima Fukuda, Khemruthai Kheamsiri, Radhia Pradana, Yuki Oda, Mizuki Kiso, Aoi Sampei, Chutima Kranrod, Hironori Yoshino, Yusuke Matsuya and Masahiro Hosoda
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