白神どうぶつ讃歌 ～白神の森で出あった動物たち～
- 小原良孝 著
- A5判・100頁・並製
- 定価 3,520円（本体価格3,200円）
- ISBN 978-4-910425-05-4
- 発行 2023年3月10日
【訂正表について】
<編集者イチオシ！>
2023年は、白神山地がユネスコの世界自然遺産として登録されてから30年目の節目の年です。私は弘前に来て5年になりますが、弘前大学に着任してすぐに、幸運にも白神山地のブナ原生林を観察する機会に恵まれ、その神秘性と偉大さに圧倒されたことを覚えています。
本書「白神どうぶつ讃歌」は、そんな白神山地に生息する多くの哺乳類、鳥類、爬虫類、昆虫類などのありのままの姿を写真に収めただけでなく、長年大学教員として研究に携わった筆者の洞察力に富んだ解説が添えられた、まさに至極の一冊です。タイトルに使われている「讃歌」とは、「ほめたたえる気持ちを表す歌」という意味ですが、この言葉が示すように、白神山地に生息する多くのどうぶつたちをたたえる筆者の気持ちが伝わる内容となっています。
本書を片手にぜひ白神山地に足を運び、どうぶつたちの息遣いを感じてみてください！
（担当編集員：西塚 誠)
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内容紹介
本書は日本で最初に世界自然遺産に指定された白神山地の動物たちを写真とその解説で紹介するものです。
掲載されている写真は、弘前大学を定年退職した筆者が3年半ほど白神山地に通い撮り溜めたものの一部です。ごく普通に見られる動物（哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・昆虫類など57種）ばかりですが、一動物学者の目で見た解説のほか動物たちの生活痕・足跡などのフィールドサインも盛り込まれており、白神山地の動物たちの息吹を感じていただけるでしょう。
2023年（令和5年）は白神山地が世界自然遺産に登録されてから30年となります。この本を手にぜひ白神の森を訪ねてみてください！
目次
はじめに
白神の森で出あった脊椎動物 (哺乳類と鳥類)
白神の森で出あった脊椎動物 (爬虫類と両生類)
白神の森で出あった無脊椎動物 (クモガタ類)
白神の森で出あった無脊椎動物 (昆虫類)
フィールドサイン (食痕・糞・巣などの生活痕)
フィールドサイン (雪上の足跡)
あとがき
参考文献 / URL
白神の森で出あった脊椎動物一覧
白神の森で出あった無脊椎動物一覧
