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白神研究 創刊号

  • 弘前大学白神研究会 編
  • A4判・64頁・並製
  • 定価 1,026円(本体価格933円+税)
  • ISSN 1349-7480
  • 発行 2004年12月20日

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内容紹介

 世界遺産白神山地を対象とした人文・自然科学系の学術誌。白神山地には極めて原生度の高い自然とそこに住む人々の伝統的な生活がある。「白神山地の自然と人」において、山地の自然資源を永続的に利用するマタギの文化について、たとえば116種の植物、12種の菌類、地衣1種が、229の用途に利用されてきたことなどが紹介されている。「国絵図等の資料に見る江戸時代」においては同山地がはじめて江戸幕府の正式な資料に登場した17世紀前期の絵図、菅江真澄の旅行記(18世紀後半)、平尾魯仙の「暗門山水観」(19世紀中頃)などの資料をもとに同山地の歴史的な特徴が導き出されている。また、自然科学の分野では「白神山地の環境解析のための衛星画像処理」「白神山地の土壌に関する研究」「白神山地の淡水棲プラナリア」「ブナの個体識別DNAマーカーの開発」など様々な角度からの魅力的な研究成果が報告されている。

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