弘前大学出版会

内容紹介

　弘前大学では、平成20年より大学院保健学研究科を中心として緊急被ばく医療のための人材育成と体制の整備に取り組んでおり、また、平成22年から始まった「緊急被ばく医療プロフェッショナル育成計画」においては、様々な領域で働く、被ばく医療に携わる可能性のある人々の育成を行ってきた。その活動の一環として、緊急被ばく医療に関連する研究の成果、情報の共有が重要であると実感し、編集委員会を設置してこのたび被ばく医療に関する学術誌を発刊した。創刊号では、放射線看護、被ばく医療教育、放射線計測、線量評価等、教育や看護の現場の状況、放射線管理、これまでの原子力施設における事故の影響等の興味深い論文が掲載されている。世界に発信し、グローバルなつながりの中で研究を深めていくために、英文での発刊とした。今後、疫学調査、生物影響、線量評価、被ばく医療教育、放射化学分析、放射線看護、放射線計測、放射線防護、臨床研究など広い分野にわたる論文を掲載していく予定である。



※本誌は英文表記となります。