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科学におけるルネサンス

  • W.C.D.ウィーサム著/田伏正義・清水俊夫訳
  • 四六変型判・150頁・並製
  • 定価 1,320円(本体価格1,200円+税)
  • ISBN 978-4-902774-91-7
  • 発行 2012年8月1日

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内容紹介

 「ルネサンスが、ヨーロッパ諸国民のパワーがはなはだしく増大した400年の開始を告げることになるのである。そしてその間、人口の大きな増加は学問に従事する有能な人びとの数を着々と増やし、ついにはほとんど測り知れないほどに探求者たちの数がギリシアの哲学者たちを凌駕するに至った。科学の領域における近代の業績を称賛する際には、この最後の事実を心に留めておくのがよいかもしれない。」
 本書は今から100年ほど前に書かれたものであるが、ルネサンスの時代から始まる近代科学勃興期のさまざまな側面が、生き生きと分かりやすく描かれている。この時期が、物理的・物質的世界だけではなく、精神的世界の空間的広がりがともに途方もなく拡大した時代であったことを教え、進歩とは何かについて考えさせる、実に刺激的な文明論となっている。

目次

第1章 … 起源
第2章 … レオナルド・ダ・ヴィンチ
第3章 … コペルニクス
第4章 … ブルーノ
第5章 … ガリレオ
第6章 … コルチェスターのギルバート
第7章 … フランシス・ベーコン
第8章 … フランスにおけるルネサンス
第9章 … デカルト
第10章 … パスカル
第11章 … ティコ・ブラーエとケプラー
第12章 … 科学アカデミー
第13章 … ニュートン
第14章 … ルネサンス期の医学
第15章 … ウィリアム・ハーヴェイ
第16章 … 化学の起こり
第17章 … 発見の旅
第18章 … 植物学と博物学
第19章 … 自然発生
第20章 … 魔術
第21章 … キリスト教的プラトン主義者
第22章 … まとめ

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