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第12回弘前大学出版会賞が決定しました!

第12回弘前大学出版会賞に『青森の文学世界 <北の文脈>を読み直す』

(郡 千寿子・仁平 政人 編著)が選定されました。受賞理由は次のとおりです。

 ・本文の内容だけでなく、「はじめに」や「あとがき」にも気持ちがこもっており、読者をひきつける要素がある。表紙も落ち着いていて深みがあるデザインになっており、本としても良い作品になっていると感じる。

 ・時代や年代を問わずに楽しめる文学の良さに、青森という地域の匂いを味わうという楽しみが加わった読書体験ができる。

 ・青森の文学者8名の活動と作品から北の文脈の姿を浮かび上げ、郷土文学の新しい見方を提示した。

 

陸羯南、佐藤紅緑、秋田雨雀、葛西善蔵、高木恭造、石坂洋次郎、今官一、三浦哲郎の諸氏と作品を取り上げました。

青い森をイメージした幻想的な装幀に、青森の文学の魅力が込められた1冊です。是非一読ください。